1stAlbum「運命の輪」は売り切れ廃盤です。
2ndAlbum「殻」はこちらから通販可能です。
2ndAlbum 殻 イタリアProgAwords2006ノミネート作品。
2nd Album 殻
Shell
Released in 2006.03.24
Poseidon(国内)
Musea(海外)
POSEIDON PRF-033
¥2,625(tax incl )

殻に関するメディア記事を開く
海 外
ragazzi-music(スイス?). . .レビュー
誰か訳して下さい。
Arlequins(イタリア?). . . レビュー
誰か訳して下さい。
ProgressiveEars(アメリカ). . .レビュー
誰か訳して下さい。
ProgressoR(ウズベキスタン). . .レビュー
誰か訳して下さい。
Chain D.L.K(アメリカ) . . .レビュー
誰か訳して下さい。
PROGNAUT(アメリカ) . . .レビュー
誰か訳して下さい。
DPRP(オランダ) . . .レビュー
誰か訳して下さい。
Rock Progressivo(ブラジル). . .レビュー
誰か訳して下さい。
Babyblaue(ドイツ?) . . . レビュー
誰か訳して下さい。
Der Schallplattenmann sagt(ドイツ?). . .レビュー
誰か訳して下さい。
Rock Impression(イタリア). . .レビュー
誰か訳して下さい。
Sea of Tranquility(スウェーデン?). . .レビュー
誰か訳して下さい。
Drive Magazine(イタリア). . .レビュー
誰か訳して下さい。
Music in Belgium(ベルギー?). . .レビュー
誰か訳して下さい。
Manticornio・Rock Progresivo(メキシコ). . .レビュー
誰か訳して下さい。
Progressive-NewsLetter(ドイツ?). . .レビュー
レビューページに直リン不可。上段メニュー→Archiv→CD Kritiken→N→Naikaku-shellCD
Laser's Edge(アメリカ). . .レビュー
誰か訳して下さい。
THE SKY MOVES SIDEWAYS(?). . .レビュー
誰か訳して下さい。
Museo Rosenbach(?). . .レビュー
誰か訳して下さい。
World Fusion(?). . .レビュー
誰か訳して下さい。
Верная музыка(?). . .レビュー
誰か訳して下さい。
国 内
野田誠司さんのML . . . レビュー
<転載>
2006.03.24 発売予定 POSEIDON PRF-033 2,625yen(tax incl) including 6 songs total 60min 音は全く異なるが姿勢というか、新しいものへ意欲という面で、元ブランキー・ジェット・シティー:中村達也のロザリオスを思い出した。内核の波がベースとフルートのユニットにサポート・メンバー、ロザリオスがドラマー:中村達也がリーダーのトリオ(サポート・メンバーあり)。という風にどちらもリズム楽器奏者がリーダーだ。全く偏見丸出しな評価を下すとドラマーやベーシストといったリズム楽器奏者を中心に音楽制作すると、変にジャンルに拘ることなく、新しい音楽への要求を満たそうとする力が強く働くような気がする。 ちょうどイタリアン・プログレがテクニカル、アヴァンギャルドに突入した頃 の一連の作品を思わせるのが内核の波なのだ。演奏力面では、まだまだ荒削りな面もあるがそれは「勢い」が十分にカバーしている。良い意味でまだロック的なのだ。そういう面でもロザリオスと比較したくなるが決定的に違うのがすずきかずみのフルート。ロック側からのアヴァンギャルド奏法ではなく(たぶ んクラシック・フルートの下地があるのだろう)クラシカルなアヴァンギャルド奏法を感じる。メロディがアヴァンギャルドに走っても音が安定しているである。ともあれこれから先が楽しみなバンドだ。サポートではなく、もう少しパーマネントなメンバーを募集しているそうだ。ただ方向性を維持するには、現状のこばやしさとし(ベース)、すずきかずみ(フルート)の二人が主導権を握っていた方が良いと思う。
SCSIDNIKUFESIN . . . レビュー
<転載>
全編インストで、DREAM THEATER「AWAKE」のあおりを受けてダーク化した変拍子プログレメタルバンドっぽいような音(最近のFATES WARNINGが近いかも)を一応の下敷きとしながら、そこまでガチガチではなく、ギターの歪みは緩めで相当オルタナ的な響きをしてるし、やたら謎めいたスキマっぷりが却って緊張を煽る。一周して「RED」期クリムゾンに帰ってきたかの印象もあり、何もない暗闇を大きく映したジャケも相俟ってともかく全編想像力を揺さぶられまくるような空気をしてます。ひとつひとつの場面展開をじっくり描く時間感覚は何となく日本的。一方随所でフィーチャーされるフルートはJETHRO TULLのようなイタリアンプログレのようなDARK REALITY(リコーダー入りフォルクローレ・ゴシックの怪バンド)のような。こりゃ不思議な世界観です。何に似てるかと言われると本当に困る。変拍子や高度なユニゾンもさることながら、とにかく一貫してシュールな面持ちでダーク&ヘヴィであることに拘り続けるのがユニーク。メタル側にもプログレ側にもこんなバンドいません。FARAQUET+バンコ+PAIN OF SALVATIONなどと言い切ってしまおう。ライヴを体験する機会でもあればその後全力で応援してしまいそうです。
ミュージックマガジン5月号 . . . レビュー
Fool's Mate6月号 . . . レビュー
1stAlbum 運命の輪 ※廃盤
1st Album 運命の輪
Wheel of fortune
Released in 2003.08.08
FREIHEIT lebel
FHNW-0305
¥2,500(tax incl )

運命の輪に関するメディア記事を開く
海 外
PROG NAUT ( アメリカ) . . . レビュー
“内核の波”は今年8月にデビューアルバム“運命の輪”をリリースした日本最新の インストゥルメンタル・プログレッシブロックバンドだ。“運命の輪” は恐るべき 混沌の世界を駆け抜けるローラーコースターライドであり、オープニングから私達の 感性を掴み決して離さない。このバンドのクラシックなプログレの要素を取り入れ ながら、モダンなタッチを加えるアビリティは世界のプログレッシブコミュニティーに対する日本の貢献として彼らの存在意義を確かなものにしている。彼らの音楽は 斬新でノリがいい。どの曲も最初から最後まで非常に良くできているが、アルバム のハイライトはフォーカスのメタリック調な楽曲 “HOCUS POCUS” と 13分を超える2曲“要するに~”と“クライシス”だろう。これは衝撃のデビューであり、今後の彼らの活動からは目が離せない。 一押しのアルバムである。
- Ron for ProgNaut.com - (August 17th, 2003)
Santa Monica, California
AOR ( イタリア) . . . レビュー
バンド名から推測できる様にナイカクノワは日本出身のバンドであり、Internal Nuclear Tideと英訳されている。バンドは作曲者兼ベーシストの コバヤシ・サトシを中心に結成され、メタルとネオクラシックヘビーロック的 な表現と70年代の音楽に見られる暗示と手法を織り交ぜたパワフル且つ超絶 技巧 ・インストルメンタル・プログレッシブサウンドを創り上げており、60分に渡る殆ど全てが素晴らしいサウンドである。
最初の曲「Please!」はヘビーメタル風のギターリフで始まり、フルートに支配されたブレイク と小休止、演奏の流れなど全てが激しく降り注ぐ音符の嵐を思わせる。
続いて13分を超える大作「要するに・・・」はギターやキーボードの代わりにホーン、フルートでジャズっぽく始まり、息もつかせぬベースとドラム、そしてエンディングまでの6分間はプログレ とフュージョンを合わせた灼熱の炎にギターが生命を吹き込んでいる。
暗く抑圧された「メモリー」はスローなフレーズと突然の加速を繰り返すヘビーメタルをリカバーし、HMファンと演奏テクニック愛好者の両方を満足させるだろう。そして更にスピーディーな「629アイテム・・・・」にも同じ事が言えるだろう。
13分に渡る「Crisis」はクラシックプログレとヘビーメタルの結合を進化させつつ、エクスペリメンツ音楽のペダルをも踏み込んでいる。
「小さなエゴ」は非常に脆弱で不快とも言える音を発しているが、レッド・ツェッペリンのDazed And Confusedを髣髴とさせる辛らつな間の取り方 を用いて、それが無数の インストルメンタル・ライドの基本として機能させていて、強烈な「Seven Minutes Squeezer」と共に正しい方法論が確立されている。
フォーカスの「悪魔の呪文」のカバーはドリームシアター、イエス、ジェスロタル、キングクリムゾンなどの一流音楽の要素を上手く取り入れており見事にアルバムを 締めくくっている。演奏技術、作品としての質については申し分がなく、これら日本のミュージシャン達はその価値に見合う賞賛を手にすることが出来るだろう。
- アンドレア・ベルタミーノ
AOR Website
FLASH Magazine Writer
AXIOM OF CHOICE ( オランダ) . . . レビュー
- 楽 曲 -
この曲のオープニングを聴くとニューメタルかパンクロックバンドと間違えるかもしれないが聴き続けるとその印象は容易に払拭されるだろう。スピード感溢れるメロディックなフルートの音色はハードなギターとドラムと上手く混ざり合っている。先ず最初に頭に思い浮かぶ名前は少なくとも一箇所のメロディーによるものだがジェスロ・タル。そして更にはスペンサー・デイビスバンドのGimme Some Lovinである。音楽は全般にジェスロ・タルよりも激しく、ヨーデルはないがフォーカスをも思わせる。怒り狂ったメロディーのジャズロック。そして、繰り返しの多いメロディーが特に良い。
"Go Home!"を聴いて思い起こす名前はANEKDOTENだ。ここではトランペットが入り、悲しい部分を成している。もう一つ近いバンドとしてイタリアのLA ZONAが挙げられる。最初の2-3分はフルートの音がゆったりと曲がりくねって流れる一方でドラムはジャズのスタイルに近い。容易に想像できるが、彼らはAFTER CRYINGを聴いた事がないだろうが、彼らとの共通点を感じ取る事ができる。類似性は演奏様式と感性であり、楽曲そのものではないのだが。ここではギターが身を潜めベースがたっぷり聴けるし、フルートとトランペットは即興演奏の様である。 楽曲は組み立てられ、何か悲しいものに壊されて、そしてまた、ゆっくりとだがしっかりと起き上がってくる。その後、数分間はギターがメロディーの為に殆どダンスプレーの様に入ってくる。メロディーにはどこかアラビア風なものが感じられる。9分程過ぎた所でテンポが変化するが、これはGordian Knot(例えば、明るいリバーダンス等)の傾向である。
"Memory"はコツコツと刻むリズムギターで始まる。我々はこの瞬間にプログレッシブ・メタルの領域にいる。驚くべき事に、ラウド系音楽に加えて雰囲気に満ち溢れたギターのラインと、空間を引き裂く様なギターソロ。これには正直ぶっ飛ばされてしまう。
"Trash Can"は高速のギターソロが入る前に日本的な叫びで幕を開ける。素晴らしい事には、肥えた耳の前では単なるダンスミュージックではなく、何か意味のあるものだと言う事である。彼らは無難に演奏しているが、彼らの演奏は演奏そのものに支配されてはいない。冷める事のない興奮がここにある。
"Crisis"でアルバム中、最長の曲に到達する。ドンドンと叩きつけるオープニングで始まり、またフルートが演奏に加わってくる。この時、我々は更に叙事詩的な曲に接していると感じ、再度、ANEKDOTENのムードが戻ってくる。(メロトロンはないが。残念!)直ぐに曲はギアを入れ替 えてリズムギターが動き出すと、どの曲よりもプログレメタルの血脈を感じる。しかし、それがどうフルートと一緒に仕事するかって?素晴らしいでしょう?!そして、勿論ドラムも手を休めてはいない。 楽曲の流れを変える時に即興的要素を取り入れ、その都度、ドラム、ギター、そしてフルートが前面に踊り出る。多かれ少なかれ全ての演奏者が好きな事を演る。そして暫しの静けさと平和の後にプログレ・メタルの側面が顔を上げてくる。ここが最高に素晴らしい。その後、曲はゆっくりと流れ、プログレ・メタルの影響から離れないものの、70年代のアングラロックの様なサウンドに戻る。私としては何か叙事詩的なものを期待していたが、ジャズロック的要素が勝っている様に思える。しかし、メロディーは決して忘れられたり、無視されてはいない。 そしてメロディアスなギターとフルートでエンディングを迎えている。
"Tiny Ego" は短いが様々な要素が詰め合わされている曲だ。歪んだギターによるオープニングは素晴らしく、それから曲は沈み返り、何かメロディックに憂鬱な暗い世界に流れていく。ここでも一種、ANKEDOTENのムードを感じるが、演奏自体は全く異なる。ラウドな部分は打撃的で 非常に男臭い。
"Seven Minutes Squeezer" は長い曲で、フルートとギターの長く伸ばされたクレッシェンド、男っぽいがそれでいてメロディアスだ。それがここでは重要だ。彼らは彼らのChopを演奏する。非常に上手く彼らのロックを演奏し、グラインドしエクスペリメントする。しかし、常にメロディーに立ち戻る。そしてボーナスとして"Hocus Pocus"が収録されている。このフォーカスの曲は彼らの技量とユーモアを見せつけている。熱狂的なロックで素晴らしい出来栄えである。ヨーデルはない(ヨーデルを他のもので代用しているとは言わないが)。
- 結 論 -
「運命の輪」は最近聴いたジャズロックでは最高のアルバムの一枚である。このバンドを一言で言うとジャズロックであろうが、実に様々の要素がここにある。プログレ・メタルギター、Tullian/ Focusを彷彿とさせるフルート、(メロトロン無しの)Anekdoten のムードと感性、キングクリムゾン(特に後期)の愛好者も飛びつくであろう。少しエクスペリメントがかった部分、センシティブなテーマ、最高の演奏、プロフェッショナルなアートワーク(これは電車の中で無くしてしまったが)そして楽曲の全て。今年の最高作品の一つであろう。
- urriaan Hage, Editor
Axiom Of Choice
Utrecht,The Netherlands
Tarkus Magazine ( ノルウェー) . . . レビュー
東京地区出身の”内核の波”そのデビュー作を一言で云うなら”インストルメンタル・プログレッシブ・ロック”である。実際、印象に残る強烈なデビューであり、宇宙的なダーク・トレンドを特徴としたライブ色の強いヘビー・プログレッシブ・ロックとしての印象が 強烈である。サウンドを形成する先頭部隊は2本のギターで、双方ともに完璧に仕事をこなしており、フルートと共に曲を仕上げている。又、彼等はフォーカスのHocus Pocusの特異な印象と新鮮さをも創出している。アルバム全体は音楽の喜び、責任、そして強烈さを聴く者に届けてくれる。
-Sven Eriksen, Editor
Tarkus Magazine,
Oslo, Norway
PLANETA ROCK ( アルゼンチン) . . . レビュー
日本から興味深い、今のところまだあまり知られていないプログレシブロックグループの音が到着した。Focusからの直接的な影響(CDの最後に彼らに小さな祝杯を捧げている)とDream Theater等の70年代における最も伝統的なハードロック/プログレッシブロックの伝統を融合した"Naikaku"。しかしそれだけにとどまらず、彼らの曲は部分的にジャズの手法も取り入れて構成されている。
このタイプのバンドは何万と存在していると言えるだろうが、こんなにフレッシュで70年代っぽいグループは聴いた事がない。このタイプのバンドはほとんど全てがDream Theaterを模倣しようとするし、実際"NAIKAKU"もそうしているが、それにとらわれることなく、このサウンドを構築し創造している。そして全てのタイトルにおけるフルートの利用は、彼ら日本人が過激なエレキギターやドラム や残りのメンバーに浸る熱狂的なリズムにとらわれることなく、どこへ行こうとしているかを明快に語っている。
最後に、一番最初に言ったように"NAIKAKU"はオランダのグループFocusの1972年のアルバム「Moving Waves」の「Hocus Pocus」を一新し、更に速いバージョンに代えて明白なる賞賛を捧げており、実際に低音部を加えギターを前に出すことによって完璧さを形成している。
疑いもなく、全てのプログレッシブロックの愛好者達とコレクターは"NAIKAKU"のデビューアルバム「Wheel of Fortune」に満足するだろう。私を信用してこの若者達の音をチェックしてほしい。きっと評判になるであろう。。
-Por Alexis L. Berman
PROG resiste ( ベルギー) . . . レビュー
今、フランスで日本のバンドのプロモが増えてきている。例えばNAIKAKUだ。このグループは日本最新のグループで、ベースギター、ドラム、フルートからの演奏は1970年代を思わせる。彼等は、ジャズ、オリエンタルミュージック、ハードメタル等、いろいろなジャンルをためらわずに融合させ曲を創ってしまう。各楽器を上手に使い分け、うまく計算して創っていくと、このグループの様な素晴らしい曲が出来上がるのだ。これらの曲創りを成功させるには2つの条件を満たさなければならない。
1、各演奏者が全てのジャンルを知り尽くすこと。
2、各演奏者が自分の楽器を完璧に知り尽くすこと。
以前、この二つの条件を満たさずにデモを出したグループがいたが、セレクションされずに終わってしまったことがある。ベースドラムは最も重要で、演奏の仕方によりテンポの早さや静けさ、ジャズ、ロックの雰囲気をコントロールしてしまう。 NAIKAKUは上記のこと全てをクールにこなしている。私の耳は、このジャンルの曲を聴くのは慣れているが、やはりNAIKAKUの曲は一曲ずつアナリーズしないと、すぐには次の曲を聴く事は出来ない。NAIKAKUを聴いた人たちは、必ず感動するのだ。
最後に、この日本のグループはフォーカスのアルバムMoving WavesからHocusPocusを選び上手にアレンジした結果、1970年代の雰囲気を創り出す事に成功している。このジャンルを志すアマチュアミュージシャン達は、NAIKAKUを知ることが必然になるだろう。
-Frederic Delmotte
progwereld( オランダ) . . . レビュー
IN SHORT,YOU'VE JUST CHANGED“POINT OF VIEW”,DON'T YOU? IT'S ONLY A SUPERFICIAL PART,RIGHT? MODERN?OR POST-MODERN? WE DON'T CARE,GO HOME! GO BACK TO THAT SEA! 上記は曲のタイトルが長いので以下“GO HOME!”と呼ぶ。 これが日本のバンド「内核の波」のデビューアルバム「運命の輪」から期待できるもの全てを表現している。個人的にシンフォニックロックのジャズっぽい部分は好まないが、これは本当にいいバンドだと思う。私自身は日本の音楽を殆ど知らないが、プログレッシブシーンにおいてこれは正に私が期待していたものだ。「内核の波」はジャズっぽいシンフォニックロックがものすごく変遷したものを作っているか、もしくはシンフォニックの影響を受けたジャズロックである。音楽は主にムラオカミツオの風変わりなギターに負うところが多いと同時に彼は定期的にトランペットを呼び起こす。ジェスロタルとの比較をさせがちなフルート奏者を入れているが、それは適切な比較ではない。HOCUS POCUSのカヴァーバージョン収録にもかかわらず、影響があることはわかるが、決してFOCUSの様には聴こえない。それぞれの曲のレシピは至ってシンプルである。 一つが美しいメロディを奏で、ひねったり曲げたりしながらそれが最終的にメロディに戻る。最初はワイルドなサウンドであるにもかかわらず 明白な構造を持っている。加えて各ソロのパートと様々な楽器の狂乱が調和し合い、それが楽器の熟練度を証明している。では個別に見てみよう。
「ベース」
短い曲だが注目に値する“TRASH CAN”はコバヤシサトシが素晴らしくキチンとしたベースを弾くことを示している。音楽はインストゥルメンタルのままであるが、“GO HOME!”のイントロの部分はベースプレイヤーに顕著な役割を与えている。コバヤシは明らかにバンドリーダーであり、優れたベースプレイヤーのみがそうである様に音楽の下支えに身を置いている。それが故により顕著で優れている。
「フルート」
最も長い曲である“CRISIS”にフルートが前面に出されるメロディーラインがある。そのメロディーが演奏された後にバンドが作ろうとしている音がある長い節が始まり、そして音楽は混沌の沼に沈んでゆく。私の目は早い前面のバトンに捕らえられ、ギターがそれを拾いあげその瞬間に音の外からトランペットが構成を助ける。そして交互にしかもためらう様に2本のギターが美しく奏でられる中、再度フルートがリードの部分を演奏する。オープニングの曲“PLEASE!”も多くの場をフルートに与えられている。この曲のスピードの落ちるところはない。
「ギター」
“TINY EGO”は全ての局面でギターを聴かせている。きっちりしたリフが、短いが素晴らしいソロに先行する。“SEVEN MENUTES SQEEZER”はフルートが主旋律を奏で、ベースもうまく仕事をしているが更にうまくギターで可能なもの全てを聴かせている。
2本のギターのいずれがフレットボードを奇妙に聴かせているかわからないが、それがゆっくりと主旋律へと戻っていく。それが印象的である。
「トランペット」
トランペットは“GO HOME!”の中でのみ聴ける。それが残念だ。なぜならこれがこの曲の中で美しい主メロディーを奏で、フルート、ギターと一緒に空間を上品に狂乱の独奏へ埋めてゆく。軌道を逸れるにも拘わらず、音楽はメインテーマに戻ってゆく。この曲のベースとドラムも最高だ。
「ドラム」
全ての曲において非常に存在感があるが、最後の“HOCUS POCUS”のカヴァーではこのドラマーらしさを見せている。タイトにまたクリアに叩き、しっかりとした彼のドラムの技術の多くをリズムに残している。本当にうまくカヴァーされた曲だ。オリジナルに十分に何かを加えている。
最後にこのCDには演奏の楽しさがあると言える。本来の姿であるライブの様子が想像できる。 願わくば、この“Wheel Of Fortune”が我々の目前にある先駆者である事を望む。 モット! オネガイシマス!
-Maarten Goossensen Progwereld, Editor
PROGGNOSIS( アメリカ) . . . レビュー
訳して下さる方募集中。
Radio Atraxion ( チリ) . . . FMラジオオンエアー
03.10.20 HopusPocusがオンエアーされました。
03.12.15 Memoryがオンエアーされました。
04.02.09 Memoryがオンエアーされました。
04.08.02 ゴミ箱◯がオンエアーされました。
eufOnia ( メキシコ) . . . ラジオオンエアーFM&NET
03.11.17 プリーズがオンエアーされました。
国 内
- EURO-ROCK PRESS18
号. . . レビュー
- BASS MAGAZINE 03.8 月号. . . レビュー
- Weekly ぴあ03.8.18発売号 . . . MUSIC NEWS
- GIGS 03.9 月号 . . . レビュー
- JAZZ LIFE 03.9 月号 . . . 紹介記事
- Player 03.10 月号 . . . アルバム紹介記事
- JUNGLE LIFE 03.8 月号 (フリーペーパー) . . . レビュー
- JUICE マガジン 03.9月号 (フリーペーパー) . . . ワンマンlive紹介
- Roof Top 03.9 月号 (フリーペーパー) . . . レビュー
- BASS MAGAZINE 03.8 月号. . . レビュー